2018年3月にうつ病診断を受けて、2度の休職をしています。恐らく実際に、うつ病になったのはもっと前からだと思います。何故なら自分自身が中々受け入れることができなかったから。
インターネット上に転がっている自己診断アンケートを何回も利用して、例え99%が当てはまり「病気の疑いがあるため早く病院に行きましょう」と表示されても「全てに該当するわけじゃないから、だからまだ大丈夫」「もっと辛い人は世の中にたくさんいる」「…病院に行って実際に確定診断が降りたら、もう耐えることができなくなりそうで怖い」と考えていました。
会社の健康診断で引っ掛かり、循環器内科で様々な検査をしたけれど原因が判明せず「精神的な原因が考えられるから1度精神科を受診してみないか」と提案を受けても「今はまだ大丈夫です」と断って。
結局その半年後ぐらいには、事務服に着替えたまでは良いけれど事務室に入ることができなくなって。足がすくんだように動かなくなって。病院に電話して、予約不要を確認して直ぐに受診しました。
その頃は毎日のように「死にたい」「今の業務にキリがついて、引き継ぎ書を作成することができたら死のう」…それだけを目標に生きていました。晩ごはんを作るためにニンジンを包丁で切っていたら涙が止まらなくなったり。今考えたら異常な状態ですね。
診断結果は「うつ病」。
それでも直ぐに休職すると溢れるようにある業務が貯まるのが怖くて、休職するよう促す医師の言葉を断って。出勤して。その当時、一緒の業務についていた同僚に「休職するように言われた…」と伝えたら上司に相談するように言われて。「絶対悪いようにはならないから」「今、産休とっている人いるじゃないか。病気で休職することは悪いことじゃない。制度としてあるんだから」って説得されて、当時の上司に話をして。(※今はその上司転職済みで居ません)
1回目の休職 2018年3月〜2019年2月、2回目の休職 2019年5月〜2019年10月。
そしてこの度、3回目の休職が決まりました。
主治医から入院の提案を受けている旨と受診に同伴して欲しい旨をずっと両親にお願いしていたけど聞き入れてもらえずにここまできました。(1回目の時から提案を受けていた)
でも今の上司が動いてくれて。両親と話をしてくれて。見るからに悪化していっていることを説明してくれて。
普段家で過ごしているときには症状が現れていなかったり、私が隠し通していたから気が付けていなかった病気の状態。上司が把握している範囲で時系列を追って丁寧に話してくれたらしいです。(同席していないから詳細は知らないけれど)第三者が入ることで、両親も「あ…本当に社会生活に支障が出ているんだ」と理解をしてくれて。本格的な治療を受けることに同意してくれて。職場の人たちには本当に感謝しかないです。
先週、主治医と話していて。両親が病気に対して理解を中々示してくれないこと、ずっと嫌で苦しくて堪らなかったけれど。主治医から出された課題で気が付くことができて。精神疾患は目に見えないものだから実際に病気になっていない両親が病状を把握することは難しいし、当の本人ですら中々受け入れることができなかったのだから両親は余計に難しいだろうっていうこと。だから、それに関しては少し気持ちに余裕ができていました。でも職場の協力によって意外にも早く(初診から3年近いけど)前に進むことができるなんて。
入院を希望することは次回の受診時に主治医に伝えます。主治医は先週も「本当は入院して治療を受けてほしい」と言っていたから拒否されることはないでしょう。むしろ拒否されたらびっくりします。
少しでも病状が緩和されますように。
コメント